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<<   作成日時 : 2017/10/08 22:00   >>

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 久しぶりに長野へ向かう。

 行楽シーズンの三連休、雨がちなのに朝から高速は渋滞。

 「高速が混んでるってことは・・・
 じつは下道、走りやすい???」

 という何の根拠もない予想をもとに、家からほぼ真北を目指して一般道を行く。

 田園都市線越えて〜
 小田急越えて〜
 京王線もくぐったし〜

 ・・・
 ・・・

 確かに、渋滞はしていない。
 でも、 行けども行けどもちっとも距離が稼げない。
 ずっと車を動かしてるのに、一時間半で20キロしか進めてないってどういうことっ

 頑張って秩父まで進んだところで時間切れ。
 このままでは夕食までに黒猫家にたどり着けないことが判明し、途中から関越に乗ったのであった。
 その頃には高速の渋滞も解消してたから、まあいいけどね・・・。


 そんなわけで、長時間ドライブしていた割にはどこにも寄らず、写真もない(泣)
 最初から(悪あがきせず)高速に乗るべきである、という教訓を得た日であった。


 

 翌日。
 天気は昨日からパッとせず、浅間も蓼科も八ヶ岳も雲の中。

 最初の立ち寄り地点。

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 函館以外にも、あるのよ、五稜郭。
 ここ佐久市(合併前は臼田町)の龍岡城五稜郭も同時期の築造。
 面積は函館の約半分、堀の幅も狭いことから、戦闘を前提としたものではなく、藩主の「西洋式城郭を作ってみたい」という興味から建設されたらしい。

 
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 現存する堀は六割ほど。
 周囲に高い建物がないため、全景は見えないが、入り組んだお堀に趣きがある。

 城郭のなかは小学校で、こういう歴史的建造物の中で過ごすのはどんな気分だろうと思う。
 本州では珍しいことではないようだけど。



 五稜郭前の道は、東にまっすぐ進むと田口峠、そこを下っていけば群馬県。
 その手前にあるのがこれ。

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 「日本で海から1番遠い地点」って・・・(・∀・;)
 海なし県の面目躍如。

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 林道(ゲートが閉まっていた)をバリバリ2キロも走った先らしいので、もちろん行かなかったけど、クマの絵が妙にリアルでつい周囲を見回してしまう。

 田口峠は県境ではないけれど、ここから地形がガラリと変わる。

 道路が・・・くねくねくねくねくねくねくねくね。

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 ヘアピンカーブの連続はいいとしても、この道、県道なのに一車線分しかない。
 対向車が来たら、ちょっと広めのところで路肩に寄せてすれ違い。
 その路肩もガードレールのない崖だったり、蓋のない側溝だったり、車幅感覚に自信がないととても運転できない。

 しかし何より驚くのは、道路が川のレベルまで降りて来るやいなや、深い峡谷沿いに人家が現れること。
 それも一軒や二軒ではなく、道に沿って点々と、崖にへばりつくように家が建っている。
 家のそばには、まるでチベットのような急角度の段々畑も。

 北海道育ちの感覚では、こういった「山間の過疎地」は世代交代とともに放棄されるのだが、なぜかしっかり生活感が感じられる。

 バスもないし、お店もガソリンスタンドも病院もなく、おそらく夜は街灯もない一本道。それでも住み続けているということは、ここには「便利さ」を重要視する者にはわからない、何かがあるのだろう。

 
 さらに川沿いを下っていくと、河原が広くなったところでようやく集落があらわれる。

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 群馬や長野の古い集落では、屋根の軒が揃って南向きのことが多い。
 おそらく家の二階でカイコを飼っていた時の名残り(直射日光を嫌うから)と思われるが、家並に統一感があってなかなか風情のある景色になっている。

 でも、雪が降ればみんな居間の前に落ちてしまうけど・・・(だから北海道の三角屋根は「妻」側が南向き)屋根から落ちるほど降らないのかな?


 このあたり(群馬県南牧(なんもく)村は秩父帯と呼ばれるジュラ紀の付加体。古くて硬くて構造が複雑な岩が分布している。

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 「蝉の渓谷」という景勝地。両岸の硬そうな岩は、チャートであるらしい。
 群馬県指定天然記念物になっている。

 名前の由来は、そばに芭蕉の
   「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」
 の句碑があるからとか。

 ん?その俳句、東北で詠んだのでは?

 どうやら有名な俳人が「この景色にぴったりだね」みたいな感覚で句碑を建てたらしく、例えて言えば「荒城の月」を名乗る古城が日本にいくつもあるのと同じようなものなのだろう。



 南牧村を過ぎると、下仁田町。
 ネギ畑とこんにゃく畑が広がるのどかな土地。
 街に続く道路が規制されており、なんだろう、と道の奥をのぞき込んでみれば、神輿が道を塞いでいた。

 そういえば、十月は秋祭りのシーズンらしく、埼玉でも長野でもここ群馬でも、あちこちでお祭りをやっていた。 
 ニッポンの秋、って感じ〜。

 下仁田からは上信越道で一気に帰宅。
 渋滞さえしなければ、やっぱり高速は早くてラクチンなのであった。



☆おまけ☆

 黒猫家で、久しぶりに「いなごの佃煮」を見た。
 全然煮崩れていなくて、あまりのリアルさにさすがに食べられなかった。

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 黒猫家前の田んぼで、イナゴを発見。
 子供の頃もちろん見たことはあるけど、佃煮を作るほどの量を捕まえるってどうするんだろう?といつも疑問だった。
 実際田んぼに出てみれば、そこかしこにイナゴがいる。
 そうか、田んぼにはこんなにいるのね。
 たくさんいるうえ容易に捕まえられるから、食用にするという発想も生まれるのだろう。
 文化だな〜。









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