伊豆の旅

 気を失うほどの暑い日か、雨で不快指数1500%の日のどちらかしかない今日この頃。(すいません、大げさで・・・でも外出するにはあまりにつらい日々なの)

 毎日が我慢大会といっても過言ではない。
 それでも私は家に籠っていれば済むけど、通勤する黒猫はホント大変。

 というわけで、気分転換に春以来の一泊旅行に出かけた。


 東名高速に乗って、伊豆方面に向かう。
 お天気は、残念ながら雨。
 ちゃんと週間予報確認したのに、台風の影響で天気が悪くなってしまった。

 途中、「新東名」なる新しい高速道路を走る。
 できたばかりという感じで、舗装も側壁もピッカピカ。
 しかも、異様に空いている!高いところを通っているため開放感もバツグン!
 いやー、高速道路はこうでなくちゃ(元道民の主張)。


 長泉沼津ICで高速を降り、修善寺へ向かう。
 狩野川が濁流となるほどの大雨の中(狩野川台風の狩野川です)、本日の第一目的地、「ジオリア」到着。

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 ジオリアは、「伊豆半島ジオパークミュージアム」の展示施設。
 ここでは伊豆半島のなりたち(南の海からフィリピン海プレートに載ってやって来て本州に衝突した)や、伊豆の自然、文化について学ぶことができる。

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入口のプレートですべてがわかる



 天気も悪いし、お世辞にも人気のあるジャンルではないから空いているだろう・・・とは思っていたけど、ホントにガラガラだった。
 施設にはリタイア世代の男性と、五十前後と思われる女性の二人がいて、マンツーマンで解説してくれる。
 私たちのほかは常に一組しか客が居なかったので、それぞれのグループに一人ずつ担当がついてしっかり解説を聞けたけど、混んでるときはどうしてるのかな。

 たっぷり一時間滞在も、雨はいっこうに止まず。
 そのまま隣接する古民家民芸調カフェでお昼を食べる。


 修善寺から半島を横断して、第二目的地、大室山に向かう。
 大室山は伊豆東部火山群の中で最大のスコリア丘。天然記念物なんだって。
 ここはリフトで山頂に上がって・・・の予定だったけど・・・。

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 じゃばじゃばの雨・・・。
 もちろんリフトも動いてないし、駐車場にも誰もいない。

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↑こんな予定だったのに・・・



 ま、人生にはそういう日もある。
 
 ここからは伊豆半島の東岸ドライブ。
 土曜日とあって、南へ向かう交通量はかなり多め。
 私たちは逆方向、伊東、熱海を抜けて本日のお宿のある湯河原町に向かう。

 当初、熱海ではMOA美術館に行くつもりだったけど、調べてみたら大規模改修で長期休業中。ついてないわ~。
 社会人になったばかりの頃行ったエミール・ガレの美術館もいつの間にかなくなってたし。世の中の移り変わりははやいものだ。

 そうそう、伊豆半島には「プチ有料道路」がたくさんあって、延長数キロのバイパスや、ちょっとしたトンネルを通るたびに数百円(現金オンリー)を払う。

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熱海ビーチライン、200円。正面は真鶴半島。


 このトンネルや橋でお金を払う仕組みは北海道にないものだったので、関東に住み始めた学生時代たいそう驚いたものだった。
 利用者が建設費の一部を負担する、というのはある意味しごく真っ当なことで、利用料を負担する以上、費用対効果の低いインフラは作りにくいに違いない。
 それでも、道路や橋くらい税金で作ってくれよ、そのための税金だろうと思ってしまうのは道民の性か。


 ようやく雨も上がり、湯河原温泉到着。

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 湯河原温泉ときくと、「文人墨客」「奥座敷」などといういかにもレトロなキーワードが浮かぶけど、お宿は川沿いのモダンな建物。中は吹き抜けで、リゾートマンションとか保養所とかの感じかな。

 温泉は、無色透明でかけ流し。広くはないけど露天風呂もあり、じっくりお湯を楽しみたい人向けの宿。

 夕食で、不思議なものが出た。

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 茶碗蒸しの中に・・・・・・うどん?
 なんでうどんが具なの???
 栗は?百歩譲ってギンナンは!!

 すぐさま調べたところ(スマホは便利だね)、小田蒸しとか小田巻蒸しと呼ばれる料理で、主に関西地方でハレの日に食べるものであるらしい。

 ふ・う・ん。

 ケチをつけるわけではないが・・・茶碗蒸しは茶碗蒸し、うどんはうどんで食べればいいじゃん?
 なんか、御馳走が貧相だった時代の名残みたいな、子供だましのような気がしてしまうのであった。


 夕方、夜、朝と三回お風呂に入って(定番)、翌朝チェックアウト。
 車を出して、1キロほど上流の足湯施設に向かう。
 宿のあった辺りは「新温泉街」とでもいうべきところで、ディープな温泉場の雰囲気を残しているのはこの足湯のある一帯。

 宿に置いてあったガイドによれば、「万葉公園」の中に大規模足湯施設「独鈷(とっこ)の湯」があるようだけど、近くまで行っても駐車場らしきものがない。宿から徒歩で来る客しか想定していないのか?
 周りを走り回って、ようやく坂の上に無料駐車コーナーを見つける。その駐車場のやる気のない佇まいからして、観光客向けというよりは地元民が共同浴場に行くためのものであるようだ。
 村上春樹なら言うだろう、「やれやれ」って。

 坂を徒歩で下り(途中に狸の轢死体あり)、万葉公園という名の植物が生い茂った谷間に降りて行く。
 名前は風流な万葉公園、所々に「万葉集」の歌が書かれた木札が立っているが、わざわざ足を運ぶほどのものでもない。
 公園の奥まったところにあるのが、「独鈷の湯」。

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 円形の足湯施設の外周には、四神の名が付いた門がある(写真は青龍=東口)。
 足湯は色々な種類があって楽しそうであったが、営業は10時から。あれ~まだ30分もある。
 しかも、昨日とはうってかわってカンカン照りの晴天。気温はすでに28℃近く。

 昨日雨だったので帽子忘れたし、この暑いのに足湯なんかに入ったら汗が止まらなくなること請け合い・・・
 泣く泣く、というよりすんなり諦めた。

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 足湯の脇には温泉地らしいモニュメントが。でもお地蔵さんもちょっと暑そう。


 あとは海沿いをひたすら帰るだけ。
 カーナビの指示だと小田原から海老名に抜ける「つまんない」ルートを推奨されるが、「紙地図」によれば海沿いをずっと走っても横浜のいいとこまで行けそうだったので、助手席ナビで出発進行!

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 ↑西湘バイパス。黒猫が「湘南」があるなら「湘西」だろう!とずっとこだわっていたが、「西の湘南」という説明で一応納得したらしい。

 そうそう、この辺りの国道一号線(旧道)は箱根駅伝ルート。花の二区ってとこ。
 毎年見てるわりにはまったく記憶にないけど、来年の正月は景色を見る目も変わるかな。

 助手席ナビは時々ヘンテコな指示を出しながらも、ちゃんと我が家に帰りつけたのであった。
 めでたしめでたし。



☆おまけ☆

 戻った日は、参議院議員選挙当日だった。
 選挙会場は徒歩10分の小学校、その隣りの幼稚園にツリーハウスがあった。
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 住宅地のど真ん中、いいね。






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