お花見ドライブ
車のタイヤを履き替えたので、さっそくドライブ。
海の空気を吸うために、まだ未踏の三浦半島西岸を目指す。
横浜横須賀道路、通称「ヨコヨコ」を通って葉山に出る。
三浦半島の山々はジャングルのようにモジャモジャであまり好きではないのだが、山中にぽつぽつと桜が燈台のように咲いているのはいい眺め。
葉山は三浦半島の中ではもっともリゾートっぽい街。
全体にアメリカンな感じで、店の看板も英語が主体。
釣りのメッカでもあるので、オシャレなカフェの隣りに「エサ」の看板があったりするのはご愛敬。
最初の立ち寄り場所、長者ヶ崎。
ここは三浦半島西海岸のちょうど真ん中くらい、箱根越しに富士山を望む絶景スポット。
流人時代の源頼朝も訪れたんだとか。
このあたり、どこに行っても「頼朝」「北条」だなー。
富士山、うっすらだけど見えた

長者ヶ崎を反対側から見たところ。
地層のシマシマと植生の付き具合が、なんとも浮世絵チック。
横須賀市に入って、さらに南へ進む。
途中、海産物を食べようと検索しておいたお店に行くが、開店時間になっても人気がない。
うーん、シーズンオフなのか?
江の島あたりは年中混み合っているが、三浦半島もこの辺まで来ると、商売っ気があまりないようだ。
そこは諦めて、幟の出ていた別のお店に行く。
漁師の奥さんがやってるよ~って感じのお店。
まぐろ丼のつもりだったけど、珍しい魚が食べられる、お刺身定食をオーダー。
左から、マグロ、タイ、イバラ(深海魚)、サヨリ、サワラ。
イバラは市場に出回らず、この辺りでしか食べられないらしい。
サヨリもサワラも旬。
おいしゅうございました

次の目的地は横須賀市の南西端、荒崎。
さっきの長者ヶ崎と同じように、ここもシマシマの地層が良く見える。
堆積構造の観察にはもってこいな場所。
海風に吹かれると、肺の中が生き返る気がする。
特に春はホコリと花粉と黄砂のトリプルパンチだから、街なか生活がつらい。
帰りは横須賀市の直売所へ。
三浦半島は、南半分が比較的平坦なため、一大農産地でもある。
外海に面しているので海の幸も豊富だし、野菜も色々あって、たくさん買っちゃう

そういえば、タイトルのわりに、花の写真がないわ???
桜並木も通ったけど、車だったので写真を撮ってないのだった。
まあ、いいか・・・(テキトー)。
☆おまけ☆
直売所で買った、湘南ゴールドの大福。
湘南ゴールド半個分がごろんと入っていて、甘酸っぱく美味しい。
この柑橘類は神奈川県が開発した品種で、ゼリーや焼き菓子などお土産品としてよく見かける。