鳴子峡



 宮城県は秋真っ盛り。

 県下随一の紅葉の名所、鳴子へレッツゴー

 前日土曜日のリサーチによると、午前10時には下り山形方面が、午後には両方向で破滅的な渋滞のようなので、早めに出発。
 すんごい久しぶりに朝焼けを見たわ~。

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 北へ走ること一時間半。
 朝8時に着いたのに、無料駐車場はほぼ満車、有料のほうも一番近いところはすでに満車。
 さすがにみんな出足が早い。

 最初に「大深沢遊歩道」という一周2.2キロのハイキングコースへ。
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 道は整備されていて、雨の後でなければ革靴で歩けるくらい。
 沢に沿って、谷を下りていく。

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 紅葉というには赤くなく、色が変わる前に枯れ始めている葉が多い。
 期待していたのとちょっと違ったけど、これはこれでいい感じ。

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 道を下りきったところで谷川を渡るが、ここの部分は松尾芭蕉も通った「奥の細道」なんだそうだ。
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 正式には「出羽仙台街道」と呼ばれた古い道で、多賀城と秋田方面を結ぶ交通の要衝だったらしい。
 いまでこそ整備されているが、当時はうっそうとした山奥、熊や鹿の出る難所だったに違いない。


 対岸の道をゆるゆると上って行くと、出発地点とは少し離れた国道に出る。
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 あはー、すでに渋滞・・・。
 この道、宮城と山形をつなぐ国道47号なんだけど、ずーっと片側一車線、並走する高速道路もないのに、こんなに渋滞していいのだろうか?
 おそらく地元民はわかっていて、この時期は違う峠で山形に抜けるのだとは思うが・・・。


 国道にかかる橋は、渓谷を見下ろす絶景ポイント。
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 橋の上からは、峡谷と陸羽東線の鉄橋が見える。
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 ここは有名な鉄道写真スポットでもあり、トンネルから列車が顔を覗かせた構図が定番。
 でも、肝心の列車は数時間に一本。
 列車が来るまで一時間もあるというのに、すでに三脚のおじさんたちが寒さに震えながら場所取りをしていた。
 「前景にあの木を入れるのがポイント」などと、カメラマン談義を小耳にはさみながら(ふむふむ)、高所恐怖症の私はささっと写真を撮って先へ進む。 


 ぐるりと谷を回りこみ、峡谷の下への遊歩道を辿る。
 こちら側はメインの観光ルート、観光バスから人がぞろぞろ降りてくる。

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 橋の下到着。
 高~い。さっきの怖さを思い出してまたブルブル。

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 うーん、上から見た方がアラが目に入らなくて良かったかな?
 やっぱり太陽の光がないといまいちだな~。


 駐車場に戻って、次にどこへ行くか相談。
 立ち寄り湯に入るつもりで来たが、google mapによればすでに鳴子の温泉街は大混雑。
 この時間からでは、車を停めるのが難しそう。
 周辺は「鳴子温泉郷」といって数か所の温泉地が点在しているようなので、ここから少し山形寄りの温泉地に行ってみる。

 鳴子温泉駅の次の駅、中山平温泉駅(陸羽東線のこの辺り、温泉または湯の付く駅が5つ連続する)。
 あ、駅に来たのは「トレすご」をするためで、もちろん車で移動ね。
 ちょうど駅に列車が着いたところ。

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 奥の細道号?なのかな?

 単線ローカルなのに、列車からぞろぞろ人が下りてくる!
 しかも外国人多し!
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 半分はバスを待っているようだが、残り半分は鳴子峡方面に歩いていく。
 鳴子峡まで2キロくらいあるけどね・・・渋滞でいつ来るかわからないバス(専用レーンなどはない)を待つよりはいいか。

 
 ここでお昼も食べられそうな温泉を検索。
 「うなぎの湯」・・・???
 ぬるっとした泉質か。
 評判良さそうなのでここに決定 ⇓
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 あら、お久しぶりの「秘湯を守る会」の宿。
 この提灯があるところは、少なくともお湯にはハズレがない。
 ただ、お昼ご飯は「今日は団体が入っているので出せない」とのこと。
 まあいいか、お湯がごちそうだ(寒いのでとにかく温泉に入りたい)。

 (ちゃぽん)

 はー、さっぱり。
 うなぎというだけあって、お湯がやわらかく、湯上りもサラサラ。


 温まったところでお昼ごはんの検索。
 やっぱそばかな、この辺は。
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 人気店なのか、12時前だけどすでに満席で、玄関で待たされる。
 外見は「こだわり」的な感じがしたけど、席に案内されてびっくり、食堂ですか?みたいな・・・。
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 板そば、とは山形の名物そば。四角い板に麺を広げてある。
 温かい鴨汁に入っている鴨は、衣をつけて揚げてあるので超アツアツ!
 付け合わせの菊のお浸しが「東北だわ」って感じ。
 卵は温泉で蒸したもの。
 満腹感の高い組み合わせだった。


 時刻はお昼を回ったばかり、しかし道路は渋滞。
 さてどうする?
 


☆おまけ☆

 鳴子峡は、県内三か所目の「オルレ」のコース。

 オルレとは、韓国済州島の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、自然や民家の路地などを身近に感じながらゆっくり歩くというような概念であるらしい。

 コースには特徴的な道標が設置されている。
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 上写真の標識は椅子ではなく馬。
 頭のほうが進行方向。
 下写真の青と赤の矢印のようなのは、青が正方向、赤が逆方向を示しているそう。
 ルート上の木の枝にも青赤のテープが垂らしてあるのだが、それは景色を眺めるのにはちょっと邪魔。

 本場済州島に近い九州には、すでに二十か所以上のコースが作られているようだ。

 山登りは体力的にきついけど、それなりの距離を歩いて、途中観光したり名物を食べたりしたい、というライトトレッカーにはいい。





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