出羽三山~羽黒山



 湯殿山から北へ車で一時間ほど。
 途中でおそばを食べ(漬物食べ放題 )、羽黒山へ向かう。


 のどかな田園地帯をしばらく進むと、宿坊の並ぶ集落が見えてきて、駐車場到着。

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 宿坊の入り口には、冠木門と注連縄があり、ここがすでに神域であることを示している。
 宿坊の中には現役の山伏が経営している所もあり、そこでは山伏修行もできるらしい(そもそも修験者が集まって出来た集落だとか)。


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 鳥居の奥、赤い随身門から参道が始まる。

 いきなり下っていく石段が・・・
 普通、寺社は一番低いところに入り口があり、上って行くのでは?

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 石段のまわりは杉並木。特別天然記念物であるらしい。
 厳かな感じでいいが、帰りにはこれを登るのか・・・。


 降りきって川を渡ると、対岸に「爺杉」。

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 樹齢1000年だとかで、天然記念物。
 婆杉もあったらしいが、明治時代に台風で折れてしまったとか。

 爺杉の先には、羽黒山を代表する建築物、国宝五重塔。

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 おおーっ。
 端正な佇まい、白木のくたびれ感が最高。

 杉並木に何でポツンと?と思ったが、往時は周囲にたくさんの寺社があったらしい。
 日本のほかの寺社仏閣と同様に、明治の寺社分離令、廃仏毀釈により、そのほとんどが取り壊されたとか。
 世俗化しすぎた寺社勢力を抑える意味があったのだろうが、失われた文化財を思うと何とも言えない気分になる。


 ここから杉並木の間の石段を延々上がると、本殿である出羽三山神社に到達するのだが、そこまで徒歩一時間・・・。
 石段数2446段は長らく日本一だったそう(熊本に3333段があるが、昭和63年完成)。
 体力的にも時間的にもキツいので、見たかった五重塔も拝んだし、と本日はここで折り返し。

 本殿へはこの参道とは別に有料自動車道もあって、それを使えば短時間で到達できるらしいのだが、そこまで信心深くないし、そちらには気になる文化財もなさそうなので、また今度~。

 駐車場のあたりからも月山は望めるが、すっかり雲に隠れてしまい、写真は撮れず。
 ここ羽黒町からは月山へスカイラインが延びており、何と八合目まで車でらくらく行けるらしい。
 山上には湿原もあるというから、やっぱり一度は行ってみたいが、日帰りは厳しそうなので(八合目から片道三時間!)、宿泊するとなると今度は天気とお休みの兼ね合いが・・・。
 東北の特に日本海側の山は歩ける季節が限られるので、中々難しいかもしれない。
 それ以前に片道三時間歩けるかどうか・・・
 生まれてから半世紀が過ぎ、老化との戦いになりつつある今日この頃なのであった。




☆おまけ☆


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 門前に建ち並ぶ宿坊や土産物店の軒先には、縄で作られた不思議な形のものが下がっていた。
 調べたところによると、これは羽黒山の神事で使われた縄を再利用し、魔よけとして飾ってあるものらしい。
 氏子(山伏)たちがこの縄を綯うところから神事が始まるとかで、この地域における信仰の強さを感じる風景だ。





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